リップスライム歴代メンバーの現在と脱退真相|3人体制再始動の全貌
2000年代の日本の音楽シーンにポップで軽快なヒップホップを浸透させ、国民的グループへと駆け上がったRIP SLYME(リップスライム)。数々のサマーアンセムを世に送り出し、カルチャーアイコンとして君臨した彼らですが、度重なるスキャンダルや活動休止、メンバーの離脱を経て、激動の変遷を辿ってきました。
かつて5人で黄金期を築いたグループは、なぜ分裂に至ったのか。PESやSUの脱退理由の深層、長年囁かれた不仲説の真偽、そして3人体制による再始動の舞台裏まで、報道資料や本人たちの証言をもとに最新状況を徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の体制:2022年よりRYO-Z・ILMARI・DJ FUMIYAの3人体制で本格再始動し、フェス出演や楽曲制作を精力的に継続。
- 脱退の真相:SUは2017年の不倫報道を機に活動休止・離脱。PESは2017年9月にすでに脱退しており、2021年に過去の軋轢や疎外感を告白して完全決別した。
- 今後の展望:5人での完全復活は極めて困難である一方、各メンバーは音楽・ファッション・家庭などそれぞれのフィールドで独自の存在感を確立している。
【2026年最新】RIP SLYME歴代メンバー一覧と現在の活動状況
RIP SLYMEは1994年に結成され、インディーズ時代を経て2001年にシングル『STEPPER'S DELIGHT』でメジャーデビューを果たしました。一般的には4MC+1DJの5人組として知られていますが、メジャー以前には初期メンバーの変遷も存在します。
グループの歴史を支えた歴代メンバーの基本プロフィールと、現在におけるそれぞれの活動状況を一覧表に整理しました。
| メンバー名 | 担当・パート | 在籍・脱退時期 | 現在の主な活動・動向 |
|---|---|---|---|
| RYO-Z(リョージ) | MC(リーダー) | 在籍(結成〜現在) | 3人体制のフロントマンとして牽引。ラジオパーソナリティ、他アーティストとのコラボを展開。 |
| ILMARI(イルマリ) | MC | 在籍(結成〜現在) | グループ活動と並行し、ロックバンド「The Beatmoss」やモデル業、YouTube発信など多角的に活動。 |
| DJ FUMIYA(フミヤ) | DJ / トラックメイカー | 在籍(1997年〜現在) | RIP SLYMEの全楽曲プロデュースを担当。他アーティストへの楽曲提供やクラブDJとしても第一線で活躍。 |
| PES(ペス) | MC / シンガー / 作曲 | 脱退(2017年9月脱退) | ソロアーティストとして楽曲リリース、プロデュース業、ブランドディレクション等を展開。 |
| SU(スー) | MC / 低音ボイス | 脱退(2018年活動休止・離脱) | 一時芸能活動を休止後、DJ活動や舞台出演、ソロでのイベント出演などをマイペースに継続。 |
| DJ SHOJI / DJ Shige | 初期DJ | 脱退(インディーズ初期) | 結成初期に在籍し、メジャーデビュー前にグループを離れ別々の道を歩む。 |
PESとSUの脱退理由と真相|泥沼不仲説と活動休止の裏にあった組織の歪み
RIP SLYMEが2018年秋に突如として公式サイトを閉鎖し、活動休止状態へ追い込まれた背景には、SUのスキャンダルとPESの極秘脱退という2つの決定打が存在していました。
当時の報道発表と、後にメンバー自身が明かした一次証言を照合すると、華やかなパブリックイメージとは裏腹な深刻な組織崩壊の構図が浮かび上がってきます。
SUの不倫報道とグループ機能の停止
発端となったのは、2017年4月に報じられたSUの不倫スキャンダルでした。当時、元歌手の妻を持ちながらモデルとの交際が週刊誌でスクープされ、世間から激しいバッシングを浴びることになります。
スポンサー企業との契約解除やイベント出演の見合わせが相次ぎ、グループは身動きが取れない状態に陥りました。SU自身は責任を取る形で表舞台から姿を消し、2018年11月には自身のInstagramで「すべての責任は私にあります」と綴り、グループ活動の休止と事務所退社を発表しました。
PESの激白「2017年に脱退していた」と告発の衝撃
一方、ファンにとって最も衝撃的だったのはPESの動向です。2021年11月、RYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAの3人がYouTube生配信でグループの歩みを語った際、視聴者から「PESはどうしたのか」という質問が殺到しました。
これを受け、PESは自身の公式サイトおよびSNSで「2017年9月にすでにグループを脱退し、事務所も辞めていた」という事実を突如公表。さらに、長年にわたりグループ内でいじめや精神的な圧迫を受けていたことを示唆し、以下のような悲痛な胸中を告白しました。
「知人に対しての嫌がらせや、精神的な攻撃が続いていた」「何度も話し合いを求めたが受け入れられなかった」「2度と関わりたくない」
PESはメジャー初期から『楽園ベイベー』『熱帯夜』『One』など数多くのヒットチューンでフック(サビ)のメロディメイキングを担当し、グループの音楽的支柱でした。その中核メンバーが「精神的限界」を迎えて人知れず去っていたという事実は、長年信じられてきた「仲良しグループ」という幻想を根底から覆すこととなりました。
なぜ3人体制で再始動したのか?休止から2022年復活までの軌跡とファンの葛藤
PESの告白騒動によって修復不可能な溝が白日の下に晒された後、残されたRYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAはどのような道を選んだのか。3人は沈黙を守るのではなく、2022年4月に「3人体制のRIP SLYME」として約5年半ぶりの新曲リリースと活動再開を発表しました。
どんぐりずを客演に迎えた『Human Lost』をはじめ、次々と新曲をドロップし、全国の大型野外フェスにも出演。ライブの現場では、過去の代表曲を3人バージョンにリアレンジしてパフォーマンスを行いました。
3人体制での再始動に対し、SNSや音楽コミュニティでは「名曲の数々を再び生で聴ける喜び」「活動を止めない姿勢への敬意」といった歓喜の声が上がる一方で、「PESの印象的なサビやSUの低音MCがないRIP SLYMEには違和感を拭えない」という複雑な声も根強く存在します。エンターテインメントとしての継続と、オリジナル編成への愛着の間で評価は二分されています。
現役メンバー3名のプロフィールと2026年最新動向
3人体制としてグループの看板を守り続ける現役メンバーは、それぞれどのようなキャリアを築いているのか。個々の現在地を掘り下げます。
1. RYO-Z:不動のリーダーとして放つ圧倒的バイブス
グループ結成時からの中心人物であり、MCとして場を盛り上げるRYO-Z。独特のリズム感と通る声質は健在で、RIP SLYMEのフロントマンとしてメディア出演やライブMCを一手に引き受けています。個人としてはラジオDJやナレーション、若手アーティストとの客演など、カルチャーシーンのハブとして精力的に活動を続けています。
2. ILMARI:音楽とファッション、蛯原友里との充実した私生活
日本人の父とフィンランド人の母を持つILMARIは、その端正なルックスとスタイリッシュなラップスタイルでグループのアイコンとなってきました。プライベートでは2009年にトップモデルの蛯原友里と結婚し、現在は2児の父親。夫婦でのライフスタイル発信やファッション分野での露出も多く、ロックバンド「The Beatmoss」としての顔も持っています。
3. DJ FUMIYA:時代を牽引し続けるサウンドプロデュース力
若干10代で天才DJとして頭角を現したDJ FUMIYAは、RIP SLYMEのサウンドの全権を担うキーマンです。ヒップホップにハウス、サンバ、ボサノヴァ、エレクトロを融合させたハイブリッドなトラックメイキングは今なお色褪せません。他アーティストへのプロデュース楽曲提供やクラブプレイなど、純粋な音楽クリエイターとしての信頼度は業界屈指です。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|リップスライムを巡る真実
ネット上のまとめ記事やSNSの噂話では、断片的な情報が誇張されて伝わっているケースが少なくありません。報道記録と客観的事実に基づき、よくある誤解を是正します。
誤解1:「公式に解散宣言が出された」という認識
一部で「リップスライムは解散した」と誤認されていますが、グループは一度も「解散」を発表していません。2018年の動きはあくまで「公式サイトの閉鎖に伴う活動休止」であり、2022年に正式に活動を再開しています。PESとSUが離脱した状態ではありますが、RIP SLYMEという法人・グループ組織は存続しています。
誤解2:「PESとSUの不仲がグループ崩壊の直接原因」という説
SUの不倫報道とPESの脱退時期が近かったため、2人の対立が原因であるかのように語られることがありますが、実態は異なります。PESが明かした葛藤はグループ全体の人間関係・運営体制に対するものであり、SU個人のプライベート問題とは別軸で進行していた構造的トラブルでした。
【プロの結論】幼馴染集団の商業的成功と「心理的バウンダリー」の崩壊
RIP SLYMEの分裂劇は、日本の音楽業界における「学生時代の仲間同士によるグループがメガヒットを記録した後に直面する組織力学の限界」を象徴しています。
部活の延長のような親密な関係性からスタートした集団が、年間数十億円規模のビジネスへ急拡大する過程で、友人関係とプロフェッショナルの境界線(心理的バウンダリー)が曖昧になります。役割の固定化(曲作りの負担、プロモーション担当、リーダーシップの所在)が不均衡を生み、発言力の強弱がいじめや孤立へと転化していったと考えられます。
一度失われた信頼関係をビジネスの都合だけで再統合することは不可能です。現在の「3人体制」での活動継続と「離脱組」のソロ専念は、互いのメンタルヘルスと表現の自由を守る上で、極めて現実的で必然的な着地点であったと総括できます。
【リップ スライム メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:RIP SLYMEが5人の完全体で復活する可能性はありますか?
A1:現状、その可能性は極めて低いとみられます。PES本人がSNSや声明を通じて「グループには戻らない」「過去の関係者と関わる意思はない」旨を明確に表明しており、感情的な溝が非常に深いためです。
Q2:SUは現在何をしているのですか?
A2:スキャンダル直後は芸能界から距離を置いていましたが、現在はソロ名義でのクラブDJイベント出演や舞台への参加、自身のYouTubeチャンネルやSNSでの発信など、マイペースに活動を再開しています。
Q3:脱退したPESの現在の音楽活動は?
A3:ソロアーティストとして精力的に楽曲制作を行っているほか、他アーティストへの楽曲提供、音楽ユニットのプロデュース、アパレルやカルチャープロジェクトへの参画など、多岐にわたる創作活動を行っています。
Q4:現在の3人体制でリリースされたおすすめの新曲は何ですか?
A4:再始動第1弾シングルとなった『Human Lost (feat. どんぐりず)』や、軽快なビートが際立つ『サマーアンセム』などがあります。往年のポップセンスを現代的なサウンドにアップデートした仕上がりとなっています。
まとめ:それぞれの道を歩むメンバーたちの未来
RIP SLYMEが平成の音楽シーンに残した足跡は偉大であり、『楽園ベイベー』『熱帯夜』『JOINT』をはじめとする名曲の数々は、今なお色褪せることなく愛され続けています。
グループは3人体制という新たなフェーズへと舵を切り、離脱したPESやSUもまたそれぞれのフィールドで自己表現を続けています。かつての黄金期と全く同じ形に戻ることは叶わなくとも、彼らが遺した音楽と現在進行形の挑戦は、これからも日本のポップカルチャーの中で生き続けます。 (出典: リップ スライム メンバー(Yahoo!ニュース))